社長はどんな人？
企業運営における経営判断は、経営者の価値観や、その価値観のベースとなる人柄・人間性によって大きく左右されます。
本記事では、 ARK Consulting の代表取締役である程さんをよく知るおふたりに、社長がどんな人なのかを伺っていきます。社長の人柄を通じて、ARK Consultingについて深く知っていただければと思います。
インタビュイー紹介
于：新卒でアビームコンサルティングに入社し、ERP（主にSAP）システム導入コンサルティングに携わる。その後、KPMGコンサルティングに移り、購買業務改革から構想策定、システム導入まで幅広い業務に従事。2019年、代表取締役の程らと当社を創業、主にコンサルティング事業の経営と新規事業開発を担当。2022年-2024年にかけて早稲田MBAを修了し、現在はコンサルティング事業の他にグループ会社の事業（生成AIとXR）立ち上げと経営にも携わっている。（写真左）
北川：早稲田大学を卒業後、日系ブティックコンサルティングファーム、大手メーカ子会社などで多数のSAP導入プロジェクトを経験し、ロジ系モジュールや BIの導入支援から運用保守まで、SAPシステム導入における幅広い知見を持つ。2024年4月より現職。現在は、SAP導入プロジェクトに参画する傍ら、当社の採用担当を務めている。（写真右）
まず、おふたりと程さんの出会いを教えてください。
于：前職の在籍時に在日中国人のコミュニティがあり、そこで出会ったのが最初でした。その後、旅行やBBQなど、何度かイベントで顔を合わせていました。
北川：私は、約10年前にプロジェクトで出会いました。その時は、程さんが新人で、私がSAP経験者として指導をしていましたが、徐々に山登りやお酒を飲むなど、プライベートの付き合いも増えていきました。
ビジネス面で見る程さんは、どのような社長なのでしょうか。
于：卓越したリーダーシップと、非常にロジカルであること、常に前向きな創造的思考力を持っていることが挙げられます。これは会社のミッション(※リーダーシップ、ロジカルシンキング、クリエイティブシンキングをベースに次世代リーダーを育てる)にも関連していて、社員にも伸ばしていってほしい要素ですね。
まず、リーダーシップですが、人それぞれが持っている個性を理解して、その長所を最大限に引き出し、先導していくリーダーと感じます。
北川：私と出会ったプロジェクトでは、程さんは新人で知らないことばかりだったにも関わらず、数か月後には教える側になっており、成長スピードの速さに驚きました。また、「一緒に働く人にいかに楽しく仕事をしてもらえるか」を常に考えており、新人ながら、メンバーのモチベーションを高めることを考えていたのが印象的でした。
于：二点目のロジカルシンキングは、コンサルタントなら誰しもが持っている要素と思います。ただ、程さんは情報の収集量の多さと、それを顧客に論理的に伝える能力に秀でており、圧倒的なスピードで問題を解決していきます。
北川：そうですね。また、三点目の創造的思考力について言うと、普通の人なら手を出さないような未開拓の領域にも、程さんは可能性を信じて挑戦していく点で、クリエイティブ性を感じます。新しい挑戦をするとき、人は「できなかったらどうしよう」といったネガティブな気持ちを持ちやすいですが、程さんは「楽しいことができるんじゃないか」といったポジティブな気持ちで行動しているように思います。
程さんのパーソナリティについて教えてください。
北川：私は、程さんとよく一緒に山に登っているのですが、最初、程さんは全く山に登ったことがなかったそうです。しかし、かなり難しい山に行っても、弱音を吐かず、むしろ「いけるでしょ」というスタンスだったので、非常にタフなメンタリティを持っていると感じました。おそらく、陰でものすごく努力していて、タフな自分を作っているんだろうと思います。
于：あと「今日を悔いなく生きる」という考えを持っていますね。この考えの根底には、メメント・モリという考え方が関係していると聞いたことがあります。いつか訪れる死を想って今日を生きるからこそ、悔いなく、常に挑戦をし、楽しいことに目を向けていけるのだと思います。
北川：そうですね。もう一つ、人柄の部分になりますが、人を許すという精神が強いと思います。人ができなかったことに対して、「なんでできないの？」というスタンスではなく、うまくいかないこともあるけど、その人の良いところをみて伸ばしていくという考えですよね。「気付かれないくらいさりげなく、周りを輝かせる太陽のような存在になりたい」と考えていると聞いたことがあり、正直、若々しいという印象を受けた半面、大人になってそんなことを開けっ広げに言える人の強さを感じました。
程さんに惚れ込んで入社する社員も少なくないと聞きます。そんな程さんの仕事ぶりや人柄の一端を、本記事で感じ取っていただけたのではないでしょうか。程さんをよく知るおふたりのインタビューを通じて、ARK Consultingの理念や雰囲気を感じていただけていたら幸いです。